サミュエル・エリクソンについて
サミュエル・エリクソンは、東京を拠点とする新日本フィルハーモニー交響楽団のチェリストであり、千葉県鎌ケ谷市でチェロの指導も行っています。スウェーデン生まれ、アメリカ育ちの国際的なバックグラウンドを持ち、演奏活動と教育の両面で温かく親しみやすいアプローチを大切にしています。
音楽一家に育ち、母であるチェリストのエリザベス・シュルツの手ほどきで幼少期よりチェロを始めました。その後、セントルイス交響楽団の元副首席奏者サヴェリー・シュスター氏に師事。さらに、アメリカ・クリーブランド音楽院で学士号と修士号を取得し、メリッサ・クラウト氏およびクリーブランド管弦楽団の首席チェリスト、マーク・コソワー氏に師事しました。
これまでに、ケープコッド交響楽団や新日本フィルハーモニー交響楽団などと共演し、ソリストとしても活躍。室内楽にも力を入れており、ジョエル・スミルノフ、ブランドン・ヴァモス、ジェニファー・ギルバートといった著名な音楽家と共演しています。
2014年に来日し、兵庫芸術文化センター管弦楽団(PAC)にて佐渡裕氏のもと演奏活動を開始。2018年より新日本フィルの団員として東京で活動を続けています。
サミュエルは、初心者から上級者、受験・コンクールを目指す方まで、幅広いレベルの生徒を対象にチェロレッスンを行っています。ヨーロッパとアメリカ両方の伝統に基づいた確かな技術と音楽表現を重視し、音楽を生涯の楽しみとして育てるレッスンを心がけています。